古いものを新しいアイデアで活かす
マンションリノベ

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多くの人々が暮らすマンションだから、間取りやデザインが画一的になるのは仕方がありません。とはいえ、ライフスタイルは人それぞれ。そこで、住空間を自分たちの暮らし方にグッと寄せることのできるマンションリノベーションが注目されています! 今回は、リノベを前提に中古マンションを手に入れたKさんご夫妻に、「その理由」や「その後」などについて聞きました。

古いもの好きなご夫妻が選んだ住まいのカタチ

ピカピカの新品はもちろん快適ですが、じっくり愛でたくなるのは、時を経て味わいが増したものだったりしますよね。今回ご登場いただくのは、アンティークな家具や骨董品などを集めては、直しながら使うのが大好きだというKさん。ついにお住まいまで、直して暮らすというチャレンジに踏み切りました!

そろって江別市出身というご夫妻。数年前に道外からUターンして地元の賃貸マンションで暮らしていましたが、お子さんが2人生まれて手狭になったため、引っ越し先を検討することに。「新築の戸建てやマンションなども考えましたが、コストや生活の利便性などから判断し、中古マンションを購入してリノベーションすることに決めました。もちろん、古いものが好きだということも大きな理由ですけれど」とKさんは微笑みます。

そうして物件探しを始め、半年かけて巡り合ったのが、同じ江別市内のJR駅近くに建つ築29年のマンション。専用庭付きの1階にある占有面積約93㎡の部屋を購入し、4LDKだった間取りを2LDKにリノベーションしました。

無垢床も塗り壁も、わかりやすいパック料金で

Kさんがパートナーとして選んだのはリヨ・デ・ホーム。「ネットでマンションリノベについて調べていたときに知りました。アイアンやモルタルなどの素材を使った無骨なテイストが好きで、お願いするならここしかないという感じでしたね。絶対にやりたかった無垢床や塗り壁がパック料金に含まれているのも大きかったです。これはかなり希少なのではないでしょうか」。

パックとは、「マンション・リノベーションパック・780」のこと。設計、材料、工事、アフターサービスのすべてを「780万円」というパッケージ価格で提供しています。基本アイテムには、インダストリアルな空間に欠かせない無垢床、塗り壁、アイアン小物などが含まれ、Kさんが愛用してきたアンティーク家具との相性も抜群です。このパックをベースに、さらなる「好き」をプラスできるのも魅力で、Kさんは玄関まわりの床をマツ材のヘリンボーン・フローリングにアップグレードしました。

もちろん設計面も柔軟に対応。Kさんはリビングの一角を指し、「フラットな壁にする予定だった場所なのですが、窪ませてワークスペースにしたいと伝えたら、すぐに設計を変えてくださったんです」と振り返ってくれました。

「できない」の先にも、楽しみが待っている

大容量のファミリークローゼットなど、やりたいことをリストアップしてリノベに挑んだKさん。最もこだわったのは、広々としたリビングです。元のリビングと2間の和室を一体化し、約25帖の大空間が生まれました。一方、思い描いていたイメージを実現できなかった部分も。「躯体の関係で、抜きたかった壁が抜けませんでした。リノベではそういう現実に直面することもありますが、ではどうしようと担当の方と話し合い、新しいアイデアがひらめいたり。そういうことも含め、マンションリノベを思いっきり楽しむことができました」。

その際、副次的に生まれたのが、抜けなかった壁や梁を這うように延びる電気の配管です。「配管が見えているゴツゴツとした感じはむしろ好きなので、うれしかったですね」。このほか天井にはライティングレールやカーテンレールなどが縦横に延び、ドライフラワーなどを飾るハンガーとしても活かされています。

Kさんがこれまで集めてきた古道具も、各所で活躍中。「何に使うかは考えず、お店や骨董市で気に入ったものを買っています。今回のリノベではそれらをうまく使ってもらい、ぴったり収まるシンデレラフィットもありました(笑)」。そう語るKさんの暮らし方にぴったりとシンデレラフィットするお住まいが、マンションリノベによって完成しました!

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